普段は何気なく使っている柔軟剤ですが、
入れるタイミングによって香りが長く続いたり、衣類の持ちが長続きしたり、
静電気、触り心地、香りなどが格段にアップします。
でもその一方で、タイミングを間違えると、
洗剤の効果を半減させて、汚れ落ちが悪くなってしまうんです。
柔軟剤を投入するベストなタイミングを知っておきましょう!
私は知らずにやっていて、後悔しましたよー(^_^;)
Contents
すすぎ1回すすぎ2回、柔軟剤を入れるタイミングは?
柔軟剤って必要?
柔軟剤とは、トリートメントに含まれるカチオン界面活性剤を使用して作られたものです。
洗濯をする時に柔軟剤を使うと、衣類の表面に薄い膜ができます。
それにより、繊維同士の摩擦を防いで静電気を防ぎ、衣類がふっくらして手触りが良くなる効果が!
これはトリートメント前後の髪を触ったことがあれば、なんとなく分かるんじゃないでしょうか。
さらに、柔軟剤には防臭効果があるため衣類についた食べ物やタバコの臭いが気になる場合にとても効果的。
また、摩擦を防いでくれるから衣類の持ちを良くする役割もあります。
あとは洋服がいい匂いになるので、心地よく過ごせそうですよね。
柔軟剤を入れるタイミング
1. 洗濯物を入れます。
洗濯機の中に洗濯物を入れます。
フリルやレース、ファスナーが付いている洋服はそれぞれ洗濯ネットに入れましょう。
2. 洗剤を入れます。
洗濯物の量、水の量に合わせて洗濯洗剤を計量し、注入します。
3. 柔軟剤をセットします。
スタートボタンを押す前に、柔軟剤専用の投入口に柔軟剤をセットしましょう。
最後のすすぎのタイミングで、洗濯槽の中にセットした柔軟剤が自動的に投入されます。
また、セットする柔軟剤の使用量は、商品に記載された分量を入れてください。
4. コースを選択します。
洗う衣類の素材や量にもっとも適したコースを洗濯し、洗濯をスタート
5. 干します。
洗濯が終了したら、すぐに洗濯槽の中から衣類を取り出しハンガーに吊るして干しましょう。
そのまま放置しておくと、雑菌が繁殖して臭いやカビの原因となります。
あとは風通しが良い場所でしっかり乾かしましょう。
ちなみに、ブラウスやスタッズがついたTシャツなどを手洗いする場合は、
汚れを落とし終わってすすぐ際に洗面器の中に柔軟剤を1〜2滴垂らしてください。
すすぎ終わったら軽く絞ってタオルで水分を飛ばし、ハンガーに干して乾かしましょう。
柔軟剤の注意点
柔軟剤の量を守る
商品のラベルに記載された量を守りましょう。
柔軟剤の量が多いからといって、香りが強くなるわけではありません。
むしろ、入れすぎによって繊維や素材が傷ついて衣類の持ちが悪くなる可能性があります。
また、吸水性が悪くなったり肌触りが悪くなってしまうこともありますよ。
柔軟剤と洗剤を一緒に入れない
上記でもお話をしましたが、柔軟剤と洗剤は一緒に投入しないようにしましょう。
一緒に投入することにより、互いの効果を打ち消しあってしまいます。
洗剤は衣類の汚れを落とし、柔軟剤は衣類同士の摩擦を防ぐというそれぞれに役割があります。
すすぎ1回での使用は避ける
すすぎの回数は2回に設定しておきましょう。
すすぎ1回だけでは、どうしても衣類の汚れが落としきれなかったり、洗剤が残っている場合があるからです。
脱水をかけすぎない
脱水をかけすぎると、柔軟剤の成分がどんどん排出されて効果が薄れてしまう可能性があります。
脱水は1回までに留めておきましょう。
また、悪天候が続いてどうしても我慢ならない場合は、
タオルに包んで水分を吸収させると良いでしょう。
洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯物の詰め込みすぎは避けましょう。
汚れが落ちにくくなるだけではなく、
柔軟剤の成分が全体に行き渡らずムラができてしまう可能性があります。
ドラム式やコインランドリーの場合は?
ドラム式
ドラム式の場合も、普通の二槽式洗濯機と変りはありません。
注意する点も二槽式洗濯機と同じです。
コインランドリー
コインランドリーで持参の柔軟剤を使用する際は、
専用のケースが付いていれば洗濯前にケースに入れればOK。
もし、付いていなければ最後のすすぎ前に柔軟剤投入のランプがつくので、その時に入れましょう。
また、コインランドリーにある洗濯機は自動で洗剤が投入されることが多いです。
その際は洗剤や柔軟剤を持参する必要はありません。
まとめ
洗濯物の詰め込みすぎなんかにも注意ですな。
柔軟剤を使う時は、専用投入口に入れる、洗濯物は少量で回す、
脱水をしすぎないなどのポイントをしっかり押さえておきましょう。
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