「片栗粉がない!どうしよう!」みなさん一度はこんな経験ありませんか?
後戻りできない調理中だととても困りますよね。
でも、実はおうちにあるものでなんとかなるのです。
意外なものが救世主となってくれるのです。
今回は片栗粉の代用となるものをお教えしますね。
米粉は片栗粉の代用になるのか?
みなさん、米粉ってご存知ですか?
米粉とは、名前の通りお米を粉状にしたものです。
最近ではヘルシー思考の方や、
お子様向けに米粉もたくさん種類が販売されております。
実は片栗粉と同様にとろみづけにとても適しているのです。
また、グルテンフリーなところもポイントのひとつです。
小麦粉は水と混ぜていくとドロッと固まってきますよね?
これがグルテンの正体です。
米粉には、このグルテンがないのでお料理の邪魔をしないのです。
つまり、片栗粉がないときにこそ、
米粉を使うと片栗粉のような働きをしてくれるのです。
米粉は熱によってダマになりやすい特徴があるので
別の容器で水と米粉を混ぜておくのがポイントです。
色が片栗粉と違って無色透明ではないので、
煮物のように色が付いている料理に使うのが適しています。
なので、炒め物に少しとろみを付けたい時
(野菜炒めなどですね。)
には少し色が気になってしまうかもしれません。
でも、知っておくともしものときに役立ちますよね。
家に片栗粉がない!と困った時の対処法
その他にも家にある意外なものが片栗粉の代用になります。
小麦粉
小麦粉もとろみ付けに使う事が可能です。
これは家に常備してある方が多いのではないでしょうか^^
使う時は『水と小麦粉 1:1』の割合で溶かしましょう。
小麦粉は焦げやすい性質があるので、
片栗粉を使う時よりも火加減には注意して下さいね。
コーンスターチ
お菓子作りでは欠かせないですよね。
コーンスターチはトウモロコシのでんぷん粉。
こちらもでんぷん質ですので、
とろみ付けをすることが可能です。
しかし、残念なことは色味です。
片栗粉に比べて白色が強く出てしまうことです。
透明な料理にはあまり適さないでしょう。
じゃがいも
とろみがつく片栗粉の正体はデンプンです。
市販で販売させている片栗粉も、
じゃがいもなどの良質なデンプンから作られています。
なので、食材のじゃがいもをすりおろすことで、
デンプンの働きをしてもらうことが可能です。
山芋や里芋
これらの芋類にはムチンとよばれるねばねば成分が多く含まれています。
これらをすりおろし料理に入れるだけでとろみをつけることができます。
しかし、やはり粘り気は弱いので、ある程度の量を必要としてしまうかもです。
しかし、粉ものをむやみやたらに入れてしまって料理の味が変わってしまうのならば、
食材の手を借りて少しでも片栗粉のようなとろみを出した方が良いかもしれません。
また、ひとつの代用品に頼りすぎてしまうとその代用品の味の主張が強くでてしまうことがありますので、
これらの代用品を組み合わせて料理に加えるということをおすすめします。
色々とご紹介してきましたが、いかがでしたか?
工夫次第で意外なものが大活躍するかもしれません。
ご自宅に隠れているものでぜひピンチを乗り切ってみてください。
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