ゆで卵って簡単そうに感じますけど、実は難しいですよね…。
中には殻に白身を半分くらい持っていかれたり…。
毎回毎回そんなんだと、もう卵サンドしか作れないんじゃないかと思います。
しかし、失敗しないし、お子様にも手伝ってもらえるようなゆで卵の殻のむき方があるんです!
とっても気持ちよくむけるので、もうゆで卵で悲しい思いなんてしなくていいんです。
ぜひ、参考にされてみてくださいね。
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ゆで卵の殻むきがうまくできない理由
きちんと冷やしていなかったり、新鮮な卵を使っているのが原因です。
少し時間のたった卵のほうがゆで卵には向いています。
実は卵の白身には、二酸化炭素が含まれていて、
時間がたつと卵の殻に空いている小さな穴から二酸化炭素が抜けていきます。
産卵からあまり時間がたっていない卵にはまだ二酸化炭素が多めに含まれているということですね。
二酸化炭素は膨張して、白身を殻に押しつけてしまい、白身が殻からはがれなくなってしまうのです。
二酸化炭素が抜けるには、冷蔵庫で5日程度、常温なら3日程度といわれているので、
そのくらいは家で保管しておきましょうね。
ゆで卵の殻がつるんとむけるやり方とコツ
時間を置く
二酸化炭素の膨張によって白身にスポンジのような小さな穴が無数にあいてしまい、
ぼそぼそした食感の白身になってしまう可能性もあります。
二酸化炭素が抜けたあとのほうが白身のアルカリ性が強まり、
白身が固まった時プルプルの美味しいゆで卵になります。
スプーンでむく
- ゆで卵を持てる程度まで水道水で冷やしてあら熱を取ります。
- あら熱が取れたら、スプーンの背でコツコツと中身が潰れない程度の力加減でゆで卵の全体にヒビを入れていきます。
- 叩いている内に全体的に殻がふわっと白身から剥がれる時がきます。ふわっとするまで叩いてください。
- 全体にヒビが入ったら水道水を当てながら殻を剝きます。
鍋で振るだけ
- ゆで終わったら、卵を冷やします。
- ゆで卵が冷えたら、鍋の水を抜きます。
- お鍋を横にフリ、ゆで卵が鍋の側面に当てるように横に揺らします。この時から、卵が割れ始めるので何ヵ所か殻が割れたら、ふるのをやめます。
- 割れてるところから殻をむいてできあがりです。
穴をあける
- 卵の尖がっていない部分に針で穴をあけます。指しすぎなければ、卵が漏れてくることはないので安心してください。
このように穴を開けることで、中にある二酸化炭素が抜けていき、時間を置かなくてもプルプルのゆで卵ができますよ。 - ゆであがった卵を十分に冷やします。
- 十分に冷えたらいつも通りに殻をむきます。
コップと水を使う
- コップにゆで卵を入れます。
- 水をコップの1/3程入れます。
- 手でコップに蓋をし5秒ほど強く振ります。
- 殻をつまむとするんとむけます。
まとめ
ご紹介した方法とても簡単ですよね。
これなら、お子さんでも簡単にできそうです。
また、しばらくの間置いておくだけでむきやすくなるなんていいですよね。
ついつい賞味期限が近くなってしまったり、
賞味期限が切れてしまうと卵を生で食べるのには勇気がいります。
特にお子様がいるご家庭では、お子様には食べさせられないですよね。
それでも、ゆで卵にすれば衛生的にも大丈夫ですし、
なによりむきやすくなってプルプルのゆで卵になるというのなら試してみたいですよね~。
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