根菜といえば、
食物繊維が豊富であったり、
薬効成分を含んでいたりと、
なにかとカラダによい食材というイメージがあります。
「カラダにもいいし、根菜は野菜だし、たくさん食べてもOK」と
思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は根菜類でも食べ方によっては
太りやすくなってしまうとのこと。
いったいどういうことなのでしょうか?
根菜類に分類される野菜
根菜はふだんから食べている身近な食材ですよね。
根菜とは、野菜の中でも、
土の中にある部分を食べるもののことです。
食べる部分は植物学的に
必ずしも根であるわけではありません。
根のほかに、茎などの場合もあるようです。
種類はゴボウ、ニンジン、ダイコン、カブ、
サツマイモ、レンコン、ショウガ、
ジャガイモ、タマネギ、ニンニク、
ラッキョウ、ナガイモなどがあります。
形状で分類すると、
3つのタイプがあります。
・直根タイプ
ダイコンやニンジン、ゴボウなどのように
まっすぐに伸びている
・塊茎タイプ
イモ類やショウガなどのように塊になっている
・鱗茎タイプ
タマネギやラッキョウなどのように皮が何重にも重なっている
根菜類を使った料理でも太る可能性のある食べ方
根菜類は食物繊維が豊富というイメージがあります。
食物繊維といえば、
ダイエットの強い味方ですよね。
それなら、根菜類をたくさん食べたほうが
やせそうですよね?
ところが、必ずしもそうではないのです。
重要なポイントは、以下の2つ。
・根菜のカロリー
・根菜の調理法
それでは順に見ていきましょう。
・根菜のカロリー
実は、根菜類は意外とカロリーが高いのです!
野菜の中では糖質がかなり多く含まれています。
レタスとレンコンを100グラムあたりで比較してみます。
レタス
糖質 0.8グラム
カロリー 12キロカロリー
レンコン
糖質 13.5グラム
カロリー 66キロカロリー
レンコンの糖質はレタスの糖質のおよそ17倍もあります!
野菜だからと考えて、
食べ過ぎてしまっては
大変なことになりそうです。
種類にもよりますが、
ダイエットを考えている方にとっては、
根菜類は食べる量に
注意したほうがよい食材といえそうです。
根菜の調理法
根菜類は硬いものが多く、
調理して食べることが多いと思います。
この調理方法も重要なポイントです。
根菜を使った料理といわれて、
思い浮かべるのはどんな料理でしょうか?
ゴボウやニンジン、レンコンなどで作るキンピラや、
筑前煮などが思い浮かびますね。
定番の家庭料理だと思います。
これらの料理には、
意外と多くの油と砂糖が使われています。
根菜そのものも
野菜としてはカロリーが高いのですが、
調理することによって
さらにカロリーが上がってしまいます。
葉野菜のサラダの感覚で
たくさん食べてしまっては
大変なことになりそうですね。
根菜は確かにほかの野菜と比べて
カロリーは高いですが、
ダイエットへの効果が期待できる面もあります。
根菜は硬いので、
かむ回数が増えます。
かむ回数が増えると、
満腹感を感じやすくなり、
結果的に食べる量が減らせます。
ほかにも、
体を温める効果があるので、
代謝がよくなります。
栄養豊富な根菜を、
日々の食生活に上手に取り入れて、
健康な毎日を手に入れましょう。
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