豆乳おからパウダーとおからパウダーの違いは?大豆粉とは違うの?

健康

ダイエットに効果があるとしてテレビで特集後は売り切れが続出した「おからパウダー」。

こちらは聞き覚えのある方も多いかもしれませんが、最近「豆乳おからパウダー」というものが発売されたんです!

それぞれの違いは何なのでしょう?栄養面に差があったりはするのでしょうか?

また、よく似たもので大豆粉というものもあります。

こちらも徹底比較してみました♪実は大豆粉はダイエットには不向き…?

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豆乳おからパウダーとは?

豆乳おからパウダー は、豆乳由来のおからパウダーなので、きめ細やかでとってもなめらかです。

また、おからパウダーにありがちな豆臭さが少ないため、料理の味の邪魔をしません。

色々な料理に使うことができますよ。

また、豆乳由来の成分なので、栄養素が豊富!

1日大さじ4杯をメニューに取り入れることで、日本人女性が1日に目標とする食物繊維量の不足分を手軽に摂取することができます。

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おからパウダーとは?

おからパウダーは、豆腐を作る工程でできたおからを速やかに高温の熱風で乾燥させて水分を飛ばし、パウダー化した物の事です。

生おからのように冷蔵・冷凍する必要がなく、約1か月程度常温で保存しながら使えるので便利です。

食事のかさを増やしながら、食物繊維で満腹感を得られつつ腸内環境も整えてくれるのでダイエットに効果的と言われています。

また、水を足してふやかせば生おからとしても使えます。

 

おからパウダーと生おからの比較、それぞれ代用は出来るのかについても書いています!

おからはたいていスーパーに売ってますし、おからパウダーが手に入らないときに代用出来たらありがたいですよね♪

豆乳おからパウダーとおからパウダーの違いは?

このように、豆乳おからパウダーとおからパウダーの大きな違いは、豆乳由来で作られているのか、それとも豆腐を作る工程で作られたものなのかという所です。

でも、おからパウダーは豆腐を作る過程で豆乳を絞った後にできる搾りかすを乾燥させた物の事なので、実質同じものですよね。

以下に栄養面の比較を載せておきましたが、どちらも元は大豆から作られているのでそれほど大差はありません。

豆乳おからパウダーとおからパウダーの栄養面の違い

それぞれ、栄養面に違いはあるのでしょうか?

代表的な商品で比較してみました。

100gあたり 豆乳おからパウダー おからパウダー
エネルギー 378kcal 350kcal
たんぱく質 30.8g 24.6g
脂質 17.3g 15.8g
糖質 6.8g 5.9g
食物繊維 38.1g 45.2g
その他 大豆レシチン1270mg、大豆サポニン300g、大豆イソフラボン130mg

ちなみに比較したのはこちらの商品です。

同メーカーでの比較が出来なかったのですが、基本的な成分にはそこまで大きな違いはないようです。

これは比較するメーカーによっても誤差があると思います。

豆乳おからパウダーの方は、豆乳由来で栄養が豊富というのを推しているので、大豆レシチン1270mg、大豆サポニン300g、大豆イソフラボン130mgの記載がありました。

おからパウダーも大豆からできていますので大豆レシチンも含まれているはずなのですが、成分表には記載が無かったので書いていないだけです。

大豆レシチンとは?

大豆レシチンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種です。

脂質の一種ではありますが、大豆レシチンは、大豆から作られている植物性のレシチンなので、オリーブ油や菜種油同様、リノール酸やオレイン酸が豊富に含まれていて、血液中のコレステロールを低下させる効果があります。

つまり、やせやすい油ということですね♪

大豆レシチンは、血管状態を改善し、動脈硬化や脳卒中を防いだり、肝機能を改善して、肝硬変や脂肪肝の予防、高血圧や高脂血症などを防いでくれるという万能食材なのです。

大豆サポニンとは?

大豆サポニンは、大豆に含まれる苦味や渋みの成分で、大豆をゆでたときに出る泡やアクの中に多く含まれています。

ちょっと苦みがあるのが特徴です。

人間の体は、酸素を取り入れてエネルギーを作っていて、取り入れた酸素の一部は「活性酸素」に変化して、細菌から身体を守ったり、酵素の働きを促したしてくれるのですが、増えすぎてしまうと血管や細胞を傷つけてしまうこともあります。

大豆サポニンは、この活性酸素が増えすぎるのを抑えてくれる働きがあります。

大豆イソフラボンとは?

大豆イソフラボンとは、大豆、特に大豆の胚芽に多く含まれています。

女性ホルモンの一つであるエストロゲンと非常によく似た構造をしており、エストロゲ
ンと同じような働きをすることで注目されています。

エストロゲンは女性の健康維持にとても大切な働きを持っているので、女性は積極的に取りたい成分ですね♪

骨粗しょう症の予防、動脈硬化の予防、更年期障害の症状の改善、美肌の効果があるといわれています。

おからパウダーと大豆粉の違いは?

おからパウダー、豆乳おからパウダーの他に似たような食品として「大豆粉」というものがあります。

大豆粉はおからパウダーとは違うのでしょうか?

大豆粉とは

大豆粉というのは、生の大豆をそのまま粉末にしたものの事です。

あまり聞きなれないですが、小麦粉アレルギーの人が小麦粉の代用として、お菓子の材料に使ったり、料理に使ったりします。

大豆粉はたんぱく質が豊富で、おからパウダーよりも多く含まれています。

糖質、カロリーもおからパウダーより高いです。

おからパウダーと大豆粉の比較

まず、おからパウダーは生でも食べられるのに対して、大豆粉は大豆をそのまま細かくしただけなので、加熱しないと食べる事が出来ないという特徴があります。

100gあたりの成分の比較は以下の通りです。

100gあたり おからパウダー 大豆粉
カロリー 350kcal 466kcal
脂質 5.9g 15.4g

カロリーも脂質も大豆粉の方が圧倒的に高いので、ダイエットに適している物といったらおからパウダーの圧勝ですね♪

 

この記事をまとめると…

・豆乳おからパウダーとおからパウダーは成分には大きな違いはない。

・豆乳おからパウダーもおからパウダーもダイエットに効果的。

・一方、大豆粉はおからパウダーとは別物で生で食べる事は出来ない。

・大豆粉はカロリーも脂質もおからパウダーよりも高いので、ダイエットには不向き。

一見似ているおからパウダーと大豆粉が全然違うものだったという事に驚きでした!

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