ちょっと肌寒い時に活躍するカーディガン。
夏場もクーラー対策で使う方も多いと思いますので、割と一年中出番があるのではないでしょうか?
そうなると気になってくるのが洗濯の時に縮んでしまう事。
実際に縮ませてしまって着れなくなったカーディガンがいくつか…。
どうやって洗濯したら縮まずに長持ちしてくれるのでしょうか?
また、カーディガンを洗濯したらシワになった!という時の対処法もご紹介しますね。
Contents
カーディガンが洗濯で縮むのを防ぐ方法
まずはお手持ちのカーディガンの素材をチェックしてみましょう。
カーディガンの素材によっても対処法が異なってきます。
素材に合わせた洗い方で、縮ませるのを防ぎましょう♪
主なカーディガンの素材の特徴は以下の通りです。
ウール | 毛玉になりやすいので、手洗いがベスト。冬場に活躍するカーディガンに多い素材。 |
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アクリル | ウールと同じく手洗いがベスト。吸水性が低く、汗を吸いにくい特徴がある。 |
レーヨン | 人工繊維。一番この中ではデリケートな素材。水に濡れると縮む性質があるので、手洗いするなら短時間で。ドライクリーニングがベスト。 |
カーディガンを洗濯できるかどうかは、洗濯表示を見て判断しましょう。
基本的には手洗い表示に×がついていなければ、自宅で洗っても大丈夫ですが、自宅で洗濯できない素材が少しでも入っているカーディガンは、自宅で洗濯するのを避けた方が安心です。
自宅で洗濯できる素材
ウール/ポリエステル/綿/ナイロン/アクリルなど
自宅で洗濯できない素材
レーヨン/テンセル/シルク/キュプラなど
カーディガンを洗濯する際の注意点
カーディガンを自宅で洗濯するときは、以下の事に注意して縮んでしまうのを防ぎましょう。
揉まない
ウール素材が使われているカーディガンの揉み洗いは絶対NG!
ウール素材は揉むと縮んでしまいますので、手洗いで洗う時も揉まないように注意してください。
お湯の温度は30度以下
ウール素材のカーディガンをお湯で洗うと、繊維が絡まって縮んでしまいます。
お湯の温度は30度以下。
ちょっと冬場は冷たいかもしれませんが、カーディガンを長持ちさせるためには水で洗うのがベストです。
柔軟剤や毛玉防止効果のある洗剤を使う
ウールのカーディガンの場合は、柔軟剤を一緒に使う事、また毛玉になりやすいアクリルのカーディガンは毛玉防止効果のある洗剤を使うようにしましょう。
カーディガンについたしわの取り方
カーディガンを畳んでしまっておいたらしわになってしまった…という事もあると思います。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
カーディガンのしわには蒸気アイロン
カーディガンのしわを取るには、蒸気アイロンがおすすめです。
あ、蒸気を出しながらガシガシアイロンをかけるのではありませんよ!
1、カーディガンから1㎝程浮かして蒸気をかけます。
1か所につき10秒くらいを目安にしてください。
この時アイロンがカーディガンに触れないように気を付けて下さいね。
面積の狭い袖からかけると効率が良いです。
これだけでも軽いしわはなくなります。
2、蒸気をかけたら、手で押さえるようにしてしわを伸ばします。
この時強く引っ張るとカーディガンが伸びて戻らなくなるので、
くれぐれも優しく手でたたくようにしわを伸ばしてあげて下さい。
これでしわは綺麗に取れますし、カーディガンも傷みません。
3、最後によく冷やしてあげましょう。
布が温まっている時は、新しいしわも付きやすく、布も伸びやすい状態です。
時間のある方はそのまま置いておいても良いですし、すぐに着たい方はカーディガンをパタパタと振って冷ましてあげましょう。
※注意※
しわが消えないからと言って、アイロンを押し付けて伸ばしてしまうと、繊維が熱でくっついてつぶれてしまいますし、化学繊維の場合は糸がテカテカに光ってしまいますので気を付けて下さいね。
これでも消えないシワは、アイロンで蒸気を当てる前に霧吹きで水分を含ませてあげましょう。
水分を含むと、糸が膨らむのでシワも消えやすくなりますよ^^
カーディガンのしわにはあて布アイロン
上記の方法はちょっと時間がかかって…という方は、厚めの布を使ってあて布をしてアイロンをかけるのでも可です。
シワを取ってくれるのはもちろん、気になる臭いを取ってくれる効果もありますよ。
この記事をまとめると…
・カーディガンを洗濯する時はまずはカーディガンの素材をチェックする。
・自宅で洗濯できない素材(レーヨン/テンセル/シルク/キュプラ)が含まれている場合はドライクリーニングを利用。
・自宅で洗濯する時は揉まない事、お湯の温度、柔軟剤や毛玉防止効果のある洗剤の使用。
・カーディガンのしわには上記アイロンかもしくはあて布アイロンを使用。
たいていの方は、洗濯表示を見ないで洗濯してしまってカーディガンを縮ませてしまっていると思いますので、今後は洗濯表示を良く見てから洗うようにしましょう。
また、洗う頻度が頻繁過ぎるのも生地を傷ませる原因になりますので要注意です!
詳しくはこちらの記事で。
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