正月はいつもよりのんびり過ごす方も多いと思います。
普段は仕事で忙しい人も、家事で忙しい人も少しのんびり過ごせるのではないでしょうか?
(逆に忙しい方もいるかもしれませんね。)
美味しい物をお腹いっぱい食べてのんびり過ごし、気づいたらズボンのウエストがきつい、顔がなんだか丸くなった!?と青くなる、なんて方もいるのではないでしょうか?
正月太りという言葉があるくらい、正月に太ってしまうことはよくあることですが、出来ることなら早く元に戻りたいですよね。
そのまま脂肪が蓄積されると体重はどんどん戻しにくくなります。
早めに戻してしまいましょう。
今回は正月太りの戻し方を紹介します。
正月に太ってしまった理由
正月は普段より太りやすい要素が多く、気をつけないと2、3キロ太る、なんてことはざらにあります。
中には5キロも太ってしまった!なんて人も。
正月の短期間で5キロも太ったら大変ですね。
なぜ、太りやすいのか原因から調べていきましょう。
①塩分の多い食事
正月に食べる物は保存が効くように、味が濃いものが多いです。
その代表がおせち料理です。
おせち料理は冷蔵庫などない昔でも、何日も保存がきくようにと考えられた料理です。
佃煮や煮しめなど味が濃い物が多いです。
おせち以外でも正月は外食や買ってきた物を食べることが多く、塩分の取り過ぎになりやすいのです。
正月に飲む機会の多いお酒ですが、一緒に食べるつまみも塩分が多い物が多いです。
それだけで太るとは考えにくいですが、塩分はむくみの原因になりますし、他の要因と重なって太る原因になります。
②糖質の多い食事
食事で糖質は太る1番の原因です。
最近のダイエットはカロリーより糖質を制限するという考え方に変わりつつあり、糖質への意識はより
高まってきています。
糖質を抑えたパンやスイーツも発売され人気になっています。
この糖質が多い食事が正月料理には多いのです。
先ほどおせち料理は塩分が多いと書きましたが、同じように糖分も多いです。
砂糖で甘く甘く味付けされたおせち料理は保存もききます。
そして甘い物が貴重だった昔には、何よりのごちそうでした。
甘い黒豆や栗きんとんなどがその代表です。
また、餅やそばなども糖質が多いのです。
糖質=砂糖だけ、ではなく炭水化物も糖質なので気をつけないといけません。
お餅にきな粉を付けたり、お雑煮にしたりすると何個でも食べれてしまうから不思議ですよね。
でもお餅一個でご飯茶碗に軽く一杯分になるので注意が必要です。
お餅を一度に2個3個と食べるとあっという間に太ってしまいます。
③生活リズムが狂う
これも正月によくありがちなことではないでしょうか?
いつもは寝ている時間に起きてテレビを見ている、朝起きる時間にまだ寝ている。
ご飯の時間もいつもと違う、なんてこともありますよね。
普段会わない親戚や友達に会って話が盛り上がり夜更かししたり、とにかく普段のリズムと違うことが多いです
夜更かしすると小腹がすいて何か食べてしまったりと、とにかく太りやすい原因になります。
④あまり動かない生活
寝正月、という言葉がありますが正月はごろごろして過ごす、という方も多いのではないでしょうか?
普段忙しい人は正月くらいゆっくり過ごしたいですよね。
出かけても観光地に行っても買い物にいっても人、人、人!家にいるのが一番だ、となってしまいますよ。
暖かい部屋でお腹いっぱいご馳走を食べ、テレビを見ているとつい、ウトウト・・・。
最高に気持ちがいい瞬間ですね。
ですがこの動かない生活が何日も続く正月の生活は危険です。
また、いつも行くジムを休む、いつもするジョギングを休む、なんて事も原因になるのではないでしょうか。
いつもより量を食べているのにいつもより動かないのでは太るのも当然でしょう。
⑤食べ物が常にある生活
正月は人の出入りが多いですよね。
親戚が来たり、友達がきたり、いつもより賑やかなのが正月のいいところです。
手土産で貰ったお菓子がある、お客様用にお茶菓子を用意しているということで甘いものが常に用意してあったりします。
また、正月準備で買い込んで冷蔵庫はパンパンなんてこともありますし、料理も多めに作った物が残っていつでも冷蔵庫を開けるとつまめたリします。
とにかく、普段より美味しい物が常にある状態なのではないでしょうか?
周りにあるとついつい口に運びたくなりますよね。
こんな状況だと単純に食べ過ぎて太ってしまうのは当たり前ですよね。
5つの原因を紹介しましたがどれかひとつが原因な訳ではなく、それぞれが深く関係して太ってしまうのです。
正月は本当に太る原因が多いのです。
これで太らない方がおかしい、とすら思えるほどです。
上記の原因を知ると少し気をつけようと意識できるのではないでしょうか?
正月太りの戻し方!オススメのダイエット法
正月に太ってしまったら、一刻も早く元に戻したい物です。
太ってしまった場合のオススメのダイエット法を紹介します。
オススメなのはプチ糖質制限です。
先ほども書きましたが、最近のダイエットではカロリーよりも糖質を制限する、といった考え方が主流になってきています。
糖質を取りすぎると血糖値が急上昇します。
取りすぎた血糖値は中性脂肪として蓄えられてしまいます。
正月太りの原因のひとつですね。そこで糖質を制限するのです。
でも、気をつけなければいけないことがあります。
糖質を制限しすぎないこと!です。
糖質制限ダイエットをしている人の中にはストイックに白米や小麦などの主食を完全に排除し、砂糖などの糖分をカットしてしまう人がいますがこれは危険です。
糖質の取り過ぎは太りますが、体に必要な栄養素でもあるのです。
完全に排除してしまうと低血糖などの症状に襲われたり、激しい飢餓感に襲われ、どか食いしてリバウンド!ということにもなりかねません。
あくまでも「プチ糖質制限」にとどめておきましょう。
やり方は簡単です。
まず基本は3食食べることです。1食抜くのは絶対にやめましょう。
1食抜くと次に食べた時、血糖値が急上昇します。必ず規則正しく3食食べましょう。
そして野菜を食事に加えることです。
サラダや具沢山のスープやみそ汁がオススメです。
食事の最初に野菜を食べることを「野菜ファースト」といい、血糖値の急上昇をおさえてくれます。
できれば毎食加えましょう。
次にタンパク質を取ります。
肉や魚、卵料理などです。
そして最後に糖質を含む、炭水化物をとります。白米やパン、麺類などです。
炭水化物は完全に食べないのではなく少し量を減らします。
ご飯を茶碗一杯に盛っていたら少しだけ減らしてみる(はかりで正確に量れたら効果的)、パンの
6枚切りを8枚切りにしてみる、そんなことでいいのです。
野菜をたっぷり食べ、肉や魚などタンパク質の制限のないプチ糖質制限は空腹感も少なく、満足感が得られやすいので続けやすいです。
気づいたら体重は元に戻っていることでしょう。
おわりに
今回は正月太りについてお話しました。
あくまでも健康的に戻れなければ意味がありません。
主食を抜く、カロリーだけを減らす、といった食べないダイエットはオススメしません。
バランスよく3食食べて健康的に戻したいですね。もちろん運動も取り入れたら完璧ですね。
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