サンタクロースがいると信じている人、たくさんいますよね。
もちろん、サンタクロースは実在します。
会ったことがないので、証拠を見せられないことが残念ですが、私は実際子供の頃ずっとサンタさんにお願いしていたものをプレゼントしてもらい、感謝しています。
今は、私の子供たちのために、年に一度、寒さにも負けず、確実にプレゼントを届けてくれる誠実で優しい温かい人です。
その人柄は一度サンタさんに手紙を書いてみるとわかります。
何ヶ国語を操るんだという頭脳明快さを見せつけるかのように、日本ならば日本語で返事をくれます。
忙しい年は、クリスマスプレゼントという形で、返事をくれます。
サンタクロースって本当にいるんでしょうか?
ある子供がお友達からサンタさんはパパだというデマを聞かされ、信じられなくて新聞社にお手紙を出したんです。
新聞はいつも本当に起こったことが書かれてますよね。
小さな子供なりに、ちゃんとした返事、本当のことを教えてくれそうな人に手紙を書いたんですね。
新聞社って、真実を伝えるメディアとしての責任あるところで、無責任な返事はしません。
大きな新聞社でも、こんな些細なお手紙にちゃんと真実を伝えてくれるステキなメディアおじさんがいたんです。
その時の返事が素晴らしかったため、世界中の子供たちに読んでもらいたいと考えた人が作った本があります。
それが、「サンタクロースっているんでしょうか」というタイトルの絵本なんです。
以下は新聞社のメディアおじさんのお返事の抜粋になります。
じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、愛もサンタクロースも、ぼくらにかがやきをあたえてくれる。もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごくさみしいことなんだ。サンタクロースがいなかったら、むじゃきな子どもの心も、詩をたのしむ心も、人を好きって思う心も、ぜんぶなくなってしまう。みんな、何を見たっておもしろくなくなるだろうし、世界をたのしくしてくれる子どもたちの笑顔も、きえてなくなってしまうだろう。
サンタクロースがいないだなんていうのなら、ようせいもいないっていうんだろうね。だったら、パパにたのんで、クリスマスイブの日、えんとつというえんとつぜんぶに、人を見はらせて、サンタクロースが来るかどうかたしかめてごらん。サンタクロースが来なかったとしても、なんにもかわらない。だってサンタクロースは見た人なんていないし、サンタクロースがいないっていうしょうこもないんだから。だいじなことは、だれも見た人がいないってこと。ようせいが原っぱであそんでいるところ、だれか見た人っているかな?うん、いないよね、でも、いないってしょうこもない。世界でだれも見たことがない、見ることができないふしぎなことって、ほんとうのところは、だれにもわからないんだ。
新聞社のおじさんのお返事の通りです。
サンタクロースがいる証拠もありませんが、いない証拠もありません。
私の子供が書いた手紙に返事をくれたサンタクロースがどこかのおっさんだなんて、そんな酷いことがある訳ないのです。
信じる信じないは個人の自由です。誰の心にも、サンタクロースはいるのです。
信用されなくなると、サンタクロースは寂しく悲しくなり、消えてなくなってしまいます。
大人に対してもサンタクロースは存在する!
上に書いたように、大人に対してもサンタクロースはくる事もあります。
ただし、子供ではないから、おもちゃや欲しいものを与えにくる訳ではありません。
例えばクリスマスにあなたたちと過ごす時間、休みの日にあなたたちを抱きしめる瞬間なんかをプレゼントしてくれるんですよ。
お仕事が忙しすぎる人にはお休みを、病気の人には痛みを和らげる薬を、そんな風にサンタクロースは歳とか、状態を考えて、その人にピッタリの素敵なプレゼントをくれるんです。
私はお母さんですが、去年はゆっくりと眠る時間をくださいましたよ。
毎日早起きで、寝不足だったから助かりました。
サンタクロースはとても優しいんですよ。
まとめ
サンタさんに手紙を書きたい、お返事が欲しいなら、お父さんお母さんに相談してみてください。
フィンランドという国にいるんですが、遠くて日本からはなかなか時間のかかる場所なんで、8月20日から11月30日までにお手紙を送らないと間に合わないんです。
12月に入ると世界中の子供たちへの、大人へのプレゼントを準備していかないといけないから。
サンタクロースがいることは事実です。
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