長なすの特徴は?他の品種との見分け方や種類、効能も

生活

丸茄子、水茄子、卵型茄子、長茄子…

茄子と言っても品種、産地が沢山あり、それぞれに旬があり、味なんかも微妙に違います。

比較的年中食べられる茄子を調べてみたら長茄子がありました。

私がいつも購入している茄子よりは随分長く感じます。

地域により、通年ある茄子に違いがあるのかもしれません。
少し調べてみると非常に興味深かったので、長茄子の特徴や他の品種との見分け方について書いてみます。

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長茄子の特徴と一般的に販売されている茄子との違い

長茄子は主に九州でよく生産されています。
次いで、東北。

需要ある地は関西で、関西地方にある長茄子は九州や東北産のものです。

約20センチくらいのものから30センチにもなる細長い茄子。

私たちが茄子、茄子と言っているのは、どうやら中茄子と呼ばれる茄子のようです。
こちらはクセがなく、万能。
どんな料理にもあうことから、通年市場で販売されているんです。

茄子料理の中でも向き不向きがあり、この料理は丸茄子、これは中茄子、と言った具合に。

中茄子は、どんな料理にしても、それなりに美味しく食べられるんです。
だから、一般的な茄子は中茄子になりました。

中茄子に比べるとずっと長いのが長茄子。
結構安易なネーミングで親しみが湧きました^^

 

中茄子が料理に対し万能ならば、長茄子はどんな料理にあうのでしょうか。

長茄子は、やわらかいのが最大の特徴。

焼き茄子にすれば、その長いボリュームと柔らかさから味が滲み出て美味しいです。
また、煮物にも長茄子は向いています。

茄子の違いは、長さや重さや産地などの違いという事になります。

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長茄子の栄養価と効能

長茄子も茄子も茄子と呼ばれるからには同じ栄養分があります。

水分だらけで栄養がないと言われていますが、実はそんなことないんです。
たしかに水分は多いですが、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維などが含有量は多くないもののちゃんとある事が証明されています。

最近では、ナスニンのポリフェノールによる抗酸化作用が注目されています。

とにかく水分だけ、栄養がない茄子、なんて考えは一昔前のこと。
素晴らしい栄養価と効能があるんです。

・疲れ目

・夏バテ、食欲不振

・便秘、むくみ

・生活習慣病、認知症予防

・ダイエット

・エイジングケア

茄子だけでこれらが叶えられはしませんが、きちんと根拠ある栄養分があり、それに対しての効果は証明されています。

茄子の種類

上に少し書きましたが、茄子の種類はさまざま。

大きさ、色、形が多彩。
地方により伝統野菜にもなっているんですよ。

沢山ありますが、茄子の種類を紹介します。

・長茄子

上記の様に30センチクラスもある長い茄子。
関西で人気。
柔らかく煮物向き。

・青茄子

緑茄子ともいう。皮の色からの名前。サヤエンドウの様な外観で、焼き物にピッタリ。

・賀茂茄子

言わずと知れた京都の丸茄子。
京野菜として人気。固めの肉質で歯ごたえあり。

・米茄子

アメリカ産。品種改良した大型の茄子。
下手が緑色のものは西洋茄子。

他には白茄子なんていう変わったものもあるんです。

新鮮な茄子の選び方

茄子のあれこれはわかってきました。
どうせ買うなら新鮮なものがいいですよね。

長茄子、中茄子、どんな茄子にも言えるスーパーでの購入時の新鮮さの見極め方を紹介します。

ヘタを見る

ヘタ部分には実はトゲがあります。
鋭く痛いくらいのものが新鮮なんです。

ヘタの真下にある白い部分は柔らかく美味しい場所。
ヘタだけ処理すると美味しく食べられます。

色艶があり色が濃い

とんな野菜、果実も実入りの良いものはズッシリ重みがあります。
鮮度が悪いと水分が抜けるから軽くなるんです。

重量感あり、濃い紫の艶があるものを選びましょう。

まとめ

長茄子は調理しやすく、味や油が染み込むので人気があります。
肉料理に匹敵するボリュームあるレシピもあるんですよ。

スーパーに並んでる長茄子を見つけたらヘタのトゲを見てくださいね。
新鮮で柔らかく美味しい長茄子を楽しみましょう。

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