5月、6月になると梅の収穫の時期を迎えるので、梅をつけ始めるご家庭も多いのでは^^?
我が家も今年初めて梅を浸けることにしたんです!(実家の母の手伝いをしていたので、浸け方はマスターしてますよ♪)
そこで、梅の浸け方について改めて確認していたのですが、
「梅のあく抜きを忘れた!」
というトラブルが梅酒づくり初心者さんにとても多いようで(´・ω・`)
あく抜きっていうと、なすやゴボウなどは忘れるとえぐみが出ちゃったりしますので、
結構調理の手順としては重要ですよね。
梅の場合はどうなんでしょう?やっぱり美味しくなくなっちゃうんでしょうか?
結論を先に言うと、大丈夫なんですけどね^^♪
実家で毎年梅を浸ける手伝いをしていた経験から、その理由をお伝えしますねー!
梅のあく抜き忘れた!実は重要なのはソコじゃない!
梅の漬け方のレシピを見ると
「あく抜きのために一晩水につける」
と書いてあるものが多いです。
でも、これが原因で
梅が茶色く変色してしまう
というトラブルが起きることが多く、茶色くなってしまった梅はもう梅酒用としては使えません!
梅酒用に使うと美味しい梅酒にならないので、茶色くなった梅はジャム用など他の調理に使うしかなくなるんですねー。
どうして茶色くなってしまうのかと言うと、梅が傷んでいる、もしくは熟している梅だから。
熟している梅は一晩も時間を置いたら長過ぎます。
なので、せいぜい3~4時間浸ければ問題ないですよ^^
梅のえぐみや苦みは青梅なほど出やすくなりますが、そもそもこの「梅のあく抜き」は業者が梅酒を作るときの手順であって、
そりゃ人様に販売するものはしっかりとこだわって作らないと商品になりませんので、しっかりあく抜きはすべきですが、
個人が家で楽しむ分には多少の苦みもそれもまた味が合って良いのではないかなと。
我が家は実家の母が梅酒を浸けているのですが、「あく抜き忘れちゃった!」なんてことは何度かありましたが、
あく抜きをしたかしてないかなんて、素人には全然分かりませんでしたよ^^
なので、あく抜きに関してはそんなに神経質にならなくても良いと思います。
あく抜きした後の水も、ゴボウやナスのように「モロあく抜きしました!」
という感じの水の濁り方もしませんしね。
それよりも長い時間水に浸けすぎて、梅が使い物にならなくなってしまう事の方が問題です!
梅のあく抜き忘れた!それよりも水気やヘタに注意!
梅酒にとって重要なのはあく抜きではなく、水分です。
あく抜きをした後、またはしなかったとしても水洗いした後はしっかり水分を取り除きましょう。
業者のように天日干ししてしまうと家庭でやるには管理が難しく、梅を痛めてしまう事になりますので、
キッチンペーパーでふき取った後に室内でしばらく放置し、梅の表面が完全に乾くようにしましょう。
どうしても屋外で干したいならば決して直射日光には当てず、日陰で干すようにしましょう。
梅の実の表面にしっかりアルコールを浸透させるには水分は大敵です!
あとは梅についているヘタ。
私も小さいころこれは取るのを良く手伝ったものですが、梅のヘタは付いたままになっていると苦みやえぐみのエキスが梅酒に移ってしまいます。
飲むときもポロポロとコップに入ってくるのはあまり見た目に良いものでもないですし、何より美味しくないです( ;∀;)
梅酒づくりではあく抜きよりも水を切ることと、ヘタをしっかり取り除くことに気を付けましょうね^^!
おわりに
梅の浸け方で失敗しやすい点についてお話ししました。
これで安心できたのではないでしょうか♪
あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ!
我が家の経験、参考にして頂ければと思います!
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