キャベツの千切りを水にさらす意味、正しい保存方法は?

生活

シャキシャキの歯ごたえとみずみずしい食感のキャベツ。
私たちに馴染みの野菜です。

千切りのキャベツを作るときにあなたは水にさらしていますか?

水にさらすと栄養が流れて行ってしまうんじゃ…?なんて私は思ったのですが、実際の所どうなんでしょう?

今回は千切りのキャベツは水にさらすものなのか、また正しいキャベツの保存方法についてお話しします。

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美味しいキャベツの選び方

一般的にキャベツといえば結球するタイプを指しています。

これまで様々な品種改良がなされ、今では食感、外見などが違う沢山の品種があり、季節によっても栽培される品種が違います。

キャベツの旬にも様々あり、冬キャベツは1〜3月、春キャベツは3月〜5月、夏キャベツは7〜8月に旬を迎えます。

それぞれのキャベツに旬や特徴があるので、うまく使いわけいつも美味しいキャベツを食べましょう^^

キャベツを選ぶ際には、ずっしりと重みがある物の方がしっかりまいて中まで詰まってます。

 

キャベツが日本に入ってきたのは江戸時代だとされていますが当時はほとんど食用とされず、本格的に食用として栽培されるようになったのは明治時代からです。

とは言っても当時はまだまだ一般的に普及していたわけではなく、戦後になって一気に洋食文化と共に一気に普及したようです。

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キャベツの千切りは水にさらすorさらさないどちらが正解?

とんかつの付け合わせやサラダなどに使う、細く切った千切りにしたキャベツ。

ほとんどの野菜は90パーセント以上の水分を含んでいます。

千切りにした後、何もせずにそのままの状態にしておくと切り口から水分が流れでてしまうことで、切り口から少しずつ乾燥して、茶色っぽくなったりしなびれてしまい、風味が損なわれてしまいます。

そして、全体に水分が失われることで野菜ならではの歯切れの良さもなくなってしまいます。

 

そこでキャベツの千切りは、切ったらすぐに水にさらします。

こうすることでキャベツが水分を吸って膨らみ、シャキシャキします。

歯切れの良さを存分に味わう為には、キャベツをさらすときに冷たい氷水にするのがポイントです。

 

そして、長く水にさらさないことも大切です。

普通は、水にさらすといういい方をしますが、野菜を水に取る、野菜を水に放つ、という言い方をするところもあります。

野菜を長時間水につけると、ビタミンCなどの成分が溶けだして、その野菜ならではの旨みが逃げだしてしまいます。

特にキャベツの千切りのように、細かく切れば切るほど、壊れる細胞も多くなりますから、なおさらたくさんの水分や旨みが外に出ていってしまいます。

野菜のシャキシャキとした歯応えは水分が作りだしていますから切ったままでは水分が抜けた分だけシャキシャキ感が足りなくなってしまいます。

そこで野菜を切ってすぐに水にさらせば、水分や旨みが外に逃げだしていくのを防ぐことできるのです。

ぬるい水やぬるま湯などにつけると、細胞膜の繊維が水を吸って野菜が柔らかくなってしまいます。

それでは、せっかくの野菜も必要以上に水っぽくなり、美味しくありません。

しんなりとしたいときは別ですが、新鮮な野菜ならではのシャキシャキとした歯応えがほしいときは、氷水でさらすといいです。

キャベツの正しい保存方法は?

キャベツはいろいろな料理に使えて冷蔵庫に常備しておくと重宝します。

お買い得だと思って一玉まるごと買ったものの、なかなか使いきれなくて冷蔵庫の中でシナシナになってしまうことありませんか?

千切りキャベツの保存方法は基本冷蔵保存になります。

2〜3日ほどで使いきりましょう。

生の場合は2〜3日、加熱したものは1〜3日と言われています。

水分が多くついている場合は、キッチンぺーパーで水気を切って空気に触れないようにすると長持ちしますよ^^

また酸化防止として、千切りキャベツにお酢やレモンを少し混ぜ合わせて保存すると、変色はある程度防ぐことができます。

冷凍保存の場合は固茹でしてから、冷凍庫に保存した場合の保存期間は2週間から1か月前後です。

冷凍する時は、水気をキッチンぺーパーなどでしっかり切っておくといいです。

密封容器やジッパー袋に入れて空気を抜くと、より長持ちして鮮度をキープできます。

また使う分だけ小分けにしておくと便利です。

まとめ

キャベツの千切りを水にさらす意味と保存方法についてお話ししました。

キャベツはいろいろな料理に使えますので多めに買う時もあるかと思います。

生の場合の保存方法は2〜3日ですが、冷凍庫に小分けして保存すると料理する時に便利です。

節約にもなるのでオススメですよ^^

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