洗濯物を畳んでいるときに、
ふと見たらワイシャツの襟に汚れが残っている!
クリーニング屋さんに出してから、
衣装ケースにしまったはずなのに襟のまわりにシミが⁉︎
どうして!?
ショックです。
主婦なら1度や2度こんな経験ありますよね。
洗濯をし直すか、
クリーニング屋さんにまた出しますか? 悩みます。
襟の黄ばみの原因は?
襟の黄ばみの原因は皮脂や空気中のホコリ、
はたまたばい煙です。
黄ばみは皮脂やホコリが繊維にからみ、
時間経過とともに酸化してゆくことで、
落としにくくなります。
クリーニング屋さんのビニール袋は保管袋ではありません。
衣装箱に収納するときには袋から出しましょう。
時間経過とともに酸化するってことは、
時間が経てば経つほど落ちなくなるってことです。
茶色いシミは普段の洗濯のまえに、
石鹸でもみ洗いしておく程度で落ちます。
これが茶褐色になったら、
漂白を使ったりブラシで軽くこすってから洗濯機に入れます。
クリーニング屋さんに出すときには、
一言シミがあることを伝えます。
シミの色が黄色くなっていたら
かなり酸化が進んでしまっています。
こうなると、家庭でのシミ抜きも
本格的に時間をかけないと落とせません。
クリーニング屋さんも、
技術者がいる店を選ぶ方が確実です。
襟の黄ばみは酷くなる前にクリーニング!
そんなこんなでシミや黄ばみは早ければ早いほど、落とせます。
そこで、クリーニング屋さん選びのポイントです。
今はチェーン化が進み、
店舗では受け付けだけしてから
センターで作業をしているところもあります。
・シミ落ちますか?
→出してみないと判りません。
・料金は幾らですか?
→特殊クリーニング料金がかかるかも知れません。
落ちなくても、300円程度かかります。
ほんの一例ですが、実際に
大手クリーニングチェーン店で経験したことです。
こんなやりとりを防ぐには、
工場併設の店舗を選ぶことです。
受け付けの後ろでアイロンをかけていたり、
ドラムなどの機械が見えます。
技術者がいますので、
受付の方はすぐに奥に相談に行きます。
同じ無理と言われたとしても、
落とせないのに料金を払うのを防ぐことができます。
また、シミや汚れの原因を正しく伝えることができます。
まとめ
襟のシミは茶褐色や黄色酸化したら、クリーニングがお勧めです。
でも、自分でやりたい方のために幾つかあげておきます。
昔からの方法ですが、
濡らした襟に水で溶いた重曹をかけます。
重曹の気泡がプツプツと汚れを落とします。
まだ、落ちないようならクエン酸水をスプレーして
しばらく置いてから通常の洗濯をします。
黄色く酸化したひどいシミ抜きです。
セスキ炭酸ソーダという洗剤があります。
洗浄力はあるのに手荒れをしにくいというメリットがあり、
汚れだけではなく、においもとってくれると今注目されています。
使い方は簡単。
セスキ炭酸ソーダをすりこみ20分程放置したあとに、手でもみ洗いします。
落ちない場合は、濡れているままもう一度繰り返します。
漂白剤につけ置く放置もありますが、
塩素系の漂白剤は生地を痛めます。
酵素系のものを使うと多少効果は薄れますが
生地のためには良いです。
クリーニング店では、塩素系の漂白剤は使わず、
酸素系の物で落とすそうですよ。
季節の入れ替えのときには必ずシミチェックをしておきましょう。
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