梅干しは腐る?腐らない?
「梅干しが腐ると不幸になる」なんて言い伝えもあるほど、長い保存に適している梅干し!
でもそれは、昔ながらの梅干しに限ります。
今回は、そんな言い伝えや梅干しが腐るお話をご紹介していきます(*^^*)
カリカリ梅・はちみつ梅干しは腐る?
昔ながらの作り方で作った梅干しは、何年も何十年もの期間、保存して食べることができます。
食べてみると、しょっぱい味が特徴です。
ただ、スーパーで手に入る梅干しは、それと比べるとまろやかでとても食べやすく作られています。
それは、梅干しをたくさんの人に美味しいと思ってもらうために作られました。
市販の梅干しは塩分が少なめにされています。
比べてみると、昔ながらの梅干しは約20%、市販の梅干しは10%前後と、けっこうな差があります。
実は、梅干しが何十年も腐らないのは、この塩分の高さに理由があります。
反対に、塩分が少ないと、その分腐りやすくなります。
カリカリ梅も同じで、はちみつ梅はさらに腐りやすいです。
自家製で作ったカリカリ梅でも、長く保存がしたい場合は塩分を追加しないと腐ってしまいます。
塩分が低いと、梅干しが発酵したりカビが生えたりすることがあるので注意が必要です。
市販の梅干しは、だいたい3ヶ月程度先の賞味期限が記載されているかと思いますが、これを過ぎている梅干しは食べない方が無難です。
梅干しは腐ると味や臭いに変化はある?
食べ物が腐った時には、あの独特な「酸っぱいにおい」がしますが、
梅干しにはもともとの酸っぱい匂いがあるのでわかりにくいかもしれませんね。
臭い以外の特徴としては、腐っている梅干しは、形が崩れてぐちゃぐちゃしています。
また、梅干しにはカビが生えることもあり、こちらの場合は見た目に変化が現れるのでわかりやすいのですが、
ふわふわした綿毛のような白い物が梅干しの表面についているときは、カビが生えているので食べないようにしましょう。
かたまりになっている白い物は塩の結晶なので安心してくださいね^^
梅干しが腐ると不幸になる?
最初にもお話した、「梅干しが腐ると不幸になる」という言い伝え。
どうしてそんな言い伝えがあるのかというと、「昔ながらの梅干しは腐らない」ということが関係しています。
腐るはずがない梅干しが腐ってしまうなんて、あってはならないことが起きてしまった!ということから、「梅干しが腐ると不幸になる」という言い伝えが生まれました。
まとめ
以上、梅干しにまつわる言い伝えや腐ったらどうなるのかについてご紹介しました。
言い伝えには、保存食として重宝した昔ながらの梅干しが関係していました(*^^*)
そんな言い伝えもあって、梅干しには腐らないイメージがある人も多いと思いますが、いまの市販の梅干しには賞味期限があります^^
白いふわふわの綿毛はカビなので、食べないようにしましょう!
期限を見ながら美味しく食べてくださいね♪
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