春の山菜、ノビル。
卵とじやしょう油漬けにするとおいしく食べられるのですが、
見た目が似ている植物もあり、間違って採取してしまう人がいます。
ノビルと似ている植物の中には、中毒性のあるものもあるので、
特徴を知って、見分けられるようになっておくことが必要です!
今回は、ノビルの見分け方や食べ方についてご紹介していきます(*^^*)
Contents
山菜採りでのノビルの見分け方
ノビルの特徴
まず、ノビルの特徴についてご紹介していきますね^^
ノビルは株ではなく、単体で生えています。
葉の断面は三日月形で、ニラやスイセンと似ています。
葉っぱは地面から10㎝くらいまっすぐ伸びたあと、
弧を描くようにして垂れています。
丸みを帯びた球根があり、そこから少し太めの根っこが数本生えています。
ノビルとスイセンの違い
スイセンはノビルと葉の断面の形も似ているので間違いやすいです。
特にノビルの葉が地面から生え始めたころが一番見分けにくいでしょう。
スイセンには中毒性があり、食べると嘔吐などの症状や、
ひどい時には死亡する例もあり注意しなければいけません。
ノビルにはネギに似た臭いがありますが、
スイセンにはそのような臭いはありません。
まず、葉をちぎって臭いを確かめてみるようにしましょう^^
出典:https://rindow33kai.grupo.jp/
ノビルとアサツキの違い
ノビルと似ている植物はもうひとつあって、それがアサツキといいます。
ノビルは単体で生えていますが、アサツキは数十本の株の状態で生えています。
葉の断面は丸く、地面からまっすぐに伸びているところがノビルとは違います。
アサツキとノビルの球根は両方とも似ていますが、
アサツキの方が、球根から生えている根っこが細く、本数も多いです。
ノビルのおいしい食べ方
ノビルを摂ったら、上手に食べましょう(*^^*)
ノビルはそのまま酢みそをかけて食べたり、醤油漬けにするとおいしいですよ♪
ノビルの酢みそ和え
シンプルに酢みそで食べるときは、お湯でサッと茹でます^^
しっかりと水で洗ったノビルをから葉、茎、根っこを切り落とし、
沸騰したお湯で15秒ほど茹で、流水で冷やしていただきます。
茹で時間が短いと辛味が強くなります。
卵とじ
酢みそ和えで切り落とした葉の部分は卵とじにするとおいしいですよ(*^^*)
葉の部分はさらに3㎝程度に切り、フライパンで炒めます。
底によく溶いた卵を加えて炒め、塩コショウで味を整えたら出来上がりです。
醤油漬け
ノビルの根っこ以外、すべて使います◎
綺麗に洗ったノビルを葉から球根まで細かく刻んでしょう油に漬けておきます。
半日以上たったころからおいしくなります。
まとめ
以上、ノビルの見分け方やおいしい食べ方についてご紹介しました!
ノビルはミネラルやビタミンなどの栄養もたくさん含んでいる山菜です^^
特にカリウムは豊富に含まれていて、血圧を下げる効果やむくみの解消に効果がありますよ◎
他の植物と見分けがつきにくいところがあるので、
今回ご紹介した特徴や見分け方を参考に、山菜狩りを楽しんでくださいね(*^^*)
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