和歌山一有名な猫、たま駅長。大人しくてとても人懐っこいスーパー猫のたま駅長。
たま駅長は2015年に死亡しましたが、それを引き継ぐ駅長の存在が!
猫が大好きなスポットとして一躍有名になった貴志駅ですが、貴志川線を走る電車にも魅力がたっぷりあります。
貴志駅には猫の駅長がいる?
貴志駅に「たま」という有名な猫がいました。
貴志駅の売店にいる飼い猫の猫でした。昼間は売店の前に過ごすようになり、その愛らしさに利用客から人気が出ました。
アイドル的な存在となった「たま」でしたが、住まいの小屋が取り壊しとなり立ち退きを迫られることに!
それを機に、電鉄側はたまを駅長として任命し駅に猫を住まわせたのでした。
駅長となった「たま」は、帽子を被り、改札口に乗って利用客を見守りました。
筆者も当時一度会いに行きましたが、「にゃー」と声をかけてくれ、ほっこりしました。
その人気は海外にまで火がつくほどでした。
当時、経営が危うかった貴志川電鉄でしたが、たま駅長の人気で人気ローカル線となったのです。
本当の招き猫ですね!
そんなスーパー猫のたま駅長でしたが、2015年6月に死去。
では、今行っても、猫の駅長はいないの?
いえいえ。たま駅長の死去後の後任には「にたま」が駅長に就任し、さらに「よんたま」も2018年1月11日に駅長に就任しました。
「にたま」は貴志駅で10時から16時まで出勤。水・木曜はおやすみ。
「よんたま」は貴志駅ではなく伊太祈曾駅で10時から16時まで出勤。月・金曜はおやすみ。
貴志駅周辺はなにもない!?ここが見どころ
貴志駅は貴志駅自体がとても可愛くなりました。
たまカフェやたまミュージアムがあります。
しかし、貴志駅周辺には、これぞという観光スポットはありません。
そこで、筆者がおすすめする楽しみ方の一つ。
まず、電車自体を楽しむ。
たま駅長効果で、個性的な電車が沢山作られるようになりました。
現在、貴志川電鉄で走っている個性的な車両は、たま電車、いちご電車、おもちゃ電車、うめ星電車があります。
たま電車では、外装内装ともに猫だらけ。さらには、猫の本棚があり、利用客は乗っている間、自由に本を読むことが出来ます。
猫好きにはたまらない電車です。
また、ベビーベットがありますので、本当に小さなお子様連れも安心して利用することができます。
他の電車も見どころ満載の可愛い電車ばかり。
気になる車両があれば、その車両の時刻表をHPで確認しましょう。
筆者が一番、おすすめなのが「おもちゃ電車」です。
子供はおもちゃ電車に乗れると聞くと大喜びです。
おもちゃ電車は、赤色でかわいらしい外装にOMODENとカラフルなロゴが入っています。
電車の中に入ると、おもちゃがケースに入っています。
懐かしいおもちゃも多くて、子供は勿論、大人も楽しめます。
なんと、ガチャポンが電車の中に入っているんです!
子供大好きのガチャポン。乗ると必ずせがまれます。
貴志川電鉄オリジナルグッツのガチャもありますよ。
もう一つの楽しみ方は、途中下車しまくる♪
面白い電車でのんびりと電車の旅を楽しみましょう。
貴志川線では、一日乗車券があり、一日乗り放題することができます。
大人760円、子供390円
価格も良心的です。
旅といえば、グルメですよね!
甘露寺前駅から歩いて10分ほどの距離にある「丸み」は新鮮な海鮮がボリューム満点で食べることが出来ます。
地元客も並ぶほどです。
期間限定情報ですが、2月1日~5月下旬まで貴志川観光いちご狩り園が開園しています。
貴志駅下車後、徒歩15分とちょっと歩きますが、貴志川のいちごはとっても美味しいですよ。
時間無制限の食べ放題なのでゆっくりと味わえますね♪
一日乗車券をみると料金10パーセントオフです。
入園大人1500円、小学生1000円、幼児700円
要予約なのでご注意ください。
予約は貴志川観光いちご狩り協会(1月10~5月下旬) 0736-64-7212
また、子供と行くなら、交通センター前で途中下車して、交通センターの横にある公園で遊ばせてもよいですね。
ここの敷地では自転車が乗り放題です。自転車の練習もたっぷりできますよ。
まとめ
たま駅長に引き続き「にたま」「よんたま」が貴志川線を盛り上げてくれています。
かわいい猫と田舎の電車旅をのんびりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
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