春になると綺麗に花を咲かせる桜。
毎年花見に行く!という人もたくさんいますよね(*^^*)
綺麗に咲いている姿を見て、
枝を折って持って帰ろうとしている人を見かけることもあります。
でもそれ、大丈夫なの?
今回は桜の枝を折ってしまうことは法律上、
罪になってしまうのか?
ワシントンが桜を折ったという噂について、
ご紹介していきます。
桜の枝を折るのは罪になる?
桜はとてもデリケートな木で、
折られたところから菌が侵入して、
病気になってしまうことがよくあります。
最悪の場合、病気で木が枯れてしまうこともあります。
病気にならなかったとしても、
そこから枝を出し、
また花を咲かせるまでには長い時間がかかります。
このような理由から、
桜の枝をむやみに折ってしまうことはいけないことです。
でも、もう1つ桜の枝を折ることが許されない理由があります。
まず、他人の土地や公共の場に生えている桜の木の枝を折ることは、
器物損壊罪(刑法261条)になり、
3年以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられます。
そして、折った桜の枝を持って帰ることは、
窃盗罪(刑法235条)となり、
10年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。
折った方は軽い気持ちでいることが多いかもしれませんが、
桜の枝を折り、
持って帰ってしまうことは罪になります。
綺麗に咲いている桜を持って帰りたい気持ちはとてもわかりますが、
桜の木は、みんなで楽しむものです(*^^*)
みんなで大事に育てている気持ちで鑑賞しましょう♪
ワシントンが桜を折ったって本当?
桜の枝を折ってしまうことについて調べていると、
「ワシントンの桜の話し」というのを見つけました。
これは、初代アメリカ大統領、
ジョージ・ワシントンの幼少期の逸話です。
ちなみにジョージ・ワシントンは1ドル札の肖像にも
使われている人物だそうです!
そんなジョージ・ワシントンがまだ幼い頃、
庭に生えている桜の木を折ってしまいました。
その桜は、お父さんが大事にしていた桜で、
幼いジョージ君は「ひどく怒られるだろう」と怖かったのですが、
桜の木を折ってしまったことを正直にお父さんに話しました。
すると、お父さんは怒るどころか、
正直に話したことを褒めてくれた。というお話です。
この話は本当にあった話ではないと言われていますが、
子どもたちに「嘘をついてはいけない」ということを
わかってもらいたいために書かれたお話しだそうです。
大人になって仕事をしだしてからもそうですが、
ミスをしてしまったときは隠そうとせず、
わかってしまう前に上司に相談することが大事ですよね。
まとめ
以上、桜の枝を折ることは罪になるのか?と、
ワシントンの桜の話しについてご紹介しました。
他人の土地に生えている桜の木を折ることは罪になります。
それ以前に、桜の木はとてもデリケートな植物です。
みんなで大事に見守って、桜の季節を楽しみたいですね(*^^*)
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