おむつの中は、いつもじめじめしていますよね。
それに加えて、排せつ物の刺激もあるので
さらに、皮膚トラブルが起きやすくなってしまいます。
ワセリンは、安くて手に入れやすいですが、
おむつかぶれにはどうなのでしょうか。
ワセリンの注意点や塗り方などをご紹介していきます。
高齢者のおむつかぶれにはワセリンが効く?
ワセリンの注意点
肌の奥へは浸透しない
ワセリンは美容液とか薬とは違って、肌の奥にある角質層には浸透しません。
ただ、水分を逃さない効果があるので、乾燥はしにくくなります。
肌を保護する
ワセリンを塗っておくことで、外から加わる刺激から皮膚を保護してくれます。
なので、ワセリンを縫ておけば、その部分の皮膚は乾燥しにくくなります。
ワセリンの副作用
個人差はありますが、アレルギー、発疹、かぶれなどの症状をおこしてしまうことがあります。
もし、かゆみや赤み、違和感を感じているような素振りをしていたら塗るのをやめましょう。
ワセリンの塗り方
薄く塗る
ワセリンはベタベタしますよね。
だから、厚く塗れば塗るほど落ちにくくなりますが、
おむつの繊維や汚れなんかもつきやすくなります。
さらに、ワセリンは塗った部分の水分が逃げてしまうのを防ぐとご紹介しましたが
たっぷりと塗りすぎてしまうと、熱がこもってしまいます。
すると、かゆくなってしまうので、気持ちが悪くなります。
塗らない時間を作る
ずっとワセリンを塗っていると、ワセリンと汚れが混ざってしまうので
汗腺を汚れでふさいでいる時間が長くなってしまいます。
その間って、皮膚呼吸ができないんですよね。
その結果、肌あれが悪化することがあります。
なので、ワセリンを塗らない時間を作りましょう。
例えばですが、おむつを外した時に10分くらいおむつをつけない状態にするとかですね。
おむつかぶれを防ぐ為に出来ること
おしりを拭いてから
おしりを綺麗に拭いてからワセリンを塗りましょう。
少しでも排せつ物が残っていると、ワセリンを塗る意味がなくなってしまいますし
汚くなってしまいます。
ごしごしすると、肌トラブルがさらにひどくなってしまうので、優しく拭きましょうね。
あまりにもかぶれがひどいときには塗らない
あまりにもかぶれがひどいときには、ワセリンを塗らないようにしましょう。
先ほどもご紹介したように、
ワセリンは水分が肌から蒸発しないように塗るための物です。
そのときに、皮膚呼吸ができなくなってしまうと、もっとかぶれる原因になってしまいます。
一度、お医者さんに診てもらって、かぶれを抑える薬を処方してもらいましょう。
まとめ
ワセリンは肌の水分を逃がさないためには優秀なアイテムです。
しかし、たっぷりと塗ってしまったり、汚れと混ざってしまったり
塗っている時間が多いと、おむつかぶれが起きやすくなってしまいます。
薬でも間違った使い方をすると、良くないです。
そのため、あまりにもひどくなってしまった場合には
塗り続けないで、お医者さんに診てもらってかぶれを抑える薬を出してもらいましょう。
また、他の薬を自己判断で塗ると、かぶれがさらにひどくなってしまいますので
くれぐれもそれだけはやめましょうね。
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