皆さん、免許証は普段どこにしまっていますか?
財布やパスケース、
忘れないように車に保管しているという方もいるでしょう。
今はマイナンバーで身分証明できるようになりましたが、
まだまだ免許証が身分証代わりだという方が多いと思います。
そんな大事な免許証も、
ここに置いておいたはずなのに、入れておいたはずなのにない!
どこかに落としたのかも思い出せないという経験のある方はいませんか??
免許証はなくしたらとにかく早急に対処しなければなりません。
もしもの時に備えて、
免許証を紛失してしまった時にしなければならないことを確認しておきましょう!
Contents
免許証を紛失した時にする手順
免許証を紛失した際、
早急にやらなければならないことがあります。
と、その前に
『紛失した時の状況』を出来る限り思い出しておきましょう!
- いつなくしたのか
- どこでなくしたのか
- なくしたことにいつ気付いたのか
- なくした日の行動
など、思い出せる限り思い出しておくことが大切です。
1. 警察署へ遺失届を提出する
まずは警察署へ連絡します。
すると『遺失届』という書類を渡されるので必要事項を記入し提出します。
最寄の交番や駐在所でもいいですし、
インターネット受付ができる地域もあるので事前に確認しておくといいと思います。
また、駅やデパートなどで落とした可能性がある場合は、
落し物で届く可能性があるので念のため連絡を入れておくといいでしょう。
2. 免許証を再発行する
免許証の再発行は試験場や免許センター、警察所などで手続きが可能です。
免許証がないと当然運転はできません。
普段運転をしない方でもなるべく早く再発行の手続きをした方がいいです。
再発行は地域によっては2~3週間かかるところもあるので
事前に確認してから行くようにしましょう。
持ち物についてはほとんど試験場や免許センターにある資料で済みますが、
身分を証明できるもの(健康保険証やマイナンバー)と、再発行手数料3,500円は必ず持っていくようにしましょう!
3. 信用情報機関に連絡する
第三者に不正に名義を悪用されないように、
各信用情報機関に本人であることの申告をしておくといいです。
銀行
受付:郵送
必要書類:本人申告登録申請書/身分証明書/紛失・盗難を示す資料
クレジット
受付:郵送/窓口
必要書類:申込書類/身分証明書/手数料
消費者金融
受付:郵送/窓口
必要書類:申込書類/身分証明書/手数料
免許証はこんな悪用をされる恐れあり!
免許証を紛失した場合、
どこかにあるだろうと気を抜いていてはなりません。
なぜなら、免許証はほかの身分証明書と違い
本名、住所、生年月日、顔写真まですべて記載してあるからです。
もしこれが他人の手へと渡ったら・・・
クレジットカードなどであれば勝手に使われる可能性があるのはわかりますが、
免許証だと具体的にどのような悪用をされる危険性があるのでしょうか??
他人の免許証を使って悪用する手口には以下のようなものがあります。
消費者金融やヤミ金融からの借入れ
身分証明があればお金は借りられます。
大手の金融会社であれば顔認証を行いますが、可能性がゼロとは言えません。
身の覚えのない請求書が届いた場合は
悪質に個人情報を悪用されたと考えていいでしょう。
その場合、免許証の再発行を行っていれば
新しい免許証のナンバーの最後に1桁追記されるので
これを証明すれば支払いの義務を逃れることができます。
そのためにも免許証の再発行は必ずしておきましょう!
携帯電話の契約
携帯電話は量販店で不正契約されるケースが多いです。
複数台契約され、身に覚えのない請求が届いた時点で気付きます。
この問題も、免許証を再発行していれば解決できます。
銀行口座の開設
銀行口座の不正開設は、
架空請求や振り込め詐欺の口座として作られるケースが多いです。
また、銀行口座を売買する『ブラックマーケット』も存在します。
ここで注意したいのは、悪用されて作られた口座も警察沙汰にまでなると
今後、自身が本人名義の口座を作ろうとしても作れない場合があります。
いたずら/ストーカー
先ほどもお話したように、
免許証には本名、住所、生年月日、顔写真まですべて記載しています。
すなわち個人情報が駄々漏れなのです。
これをいいことに、
アダルトサイトへの登録や個人情報のネット拡散、
女性であれば実際に家を特定されストーカーされる被害も起きています。
これらの被害から逃れるためには
一刻も早く届出をし、免許証の再発行を行うことです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
免許証の紛失は車の運転ができなくなること以外に、
個人情報が悪用される危険性がとても高いことがわかりましたよね。
普段から持ち歩くことの多い免許証なので
まずはしっかりと管理をすること。
万が一紛失してしまった場合は焦らず、まずは警察署へ連絡しましょう。
警察署へ連絡さえすれば、
次はなにをすればいいのか細かく教えてもらうことができるので
落ち着いて手続きを行いましょう。
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