何度書いても簡単に消すことのできる
『フリクションボールペン』を使ったことはあるでしょうか??
ボールペンなどは一度書き間違えをすると
修正テープで消してから書き直しという作業が必要ですが、
後部のラバーでこするだけで文字を消すことができる『フリクションボールペン』は今や学生や社会人には必需品になってきました。
そんな『フリクションボールペン』ですが、
履歴書等の正式書類に使ってもいいのかが気になるところです。
先ほどもお話したように、
一般的なボールペンだと書き間違えをした時に書き直しになってしまいます。
そんな時でも『フリクションボールペン』だったら便利ですよね!
今回は『フリクションボールペン』とはどういったものなにか、
また履歴書に使っても大丈夫なのかどうか調べてみました!
フリクションボールペンとは
誰もが一本は持っているのではないかと思われる『フリクションボールペン』。
最近はボールペンの他、マーカー鉛筆なども出てきました。
『フリクション』とは『消せる筆記具』のことです。
その仕組みは、
温度変化により無色になるインキにありました!
特徴1
インキに消色温度が設定されており、
ボディ後部の専用ラバーで擦る摩擦熱でインキが無色に変わり、筆跡を消すことができます。
特徴2
一般的な消しゴムと違いインキを無色にするだけなので消しカスなどが出ません。
またシャープペンなどに比べると消し残りも少ないです。
特徴3
ボールペンの筆跡を修正テープで消した上から文字を書くと書きにくいですが、
フリクションの場合は消した箇所でも何度でも書き消しができます。
フリクションボールペンを正式書類に使っても大丈夫?
正式書類は基本的に一度間違えたらアウト、書き直しになってしまい慎重な作業ですよね。
でももし『フリクションボールペン』を使えたら、
消し残りも少なく、消した箇所でも何度でも書き消しができるので、とても便利だと思いませんか?
実際は、履歴書に『フリクションボールペン』を使っても大丈夫なのでしょうか??
製造元のPILOTによると、
『フリクションボールペン』は正式書類には使えないそうです。
なぜなら温度変化でインキが無色になってしまうため、
偽造や書き換えが禁止されている正式書類には使えないのです。
他にもこのような場面では
『フリクションボールペン』を使うことはできません。
- 筆跡が乾いていないうちに擦るとインキが伸びることがあります。
必ずインキが乾いてから専用ラバーでこするとようにしましょう。 - 証書類や宛名など消えてはいけないものには使用できません。
- 直射日光の当たる場所や、高温多湿になる場所に置かないでください。
60℃以上になるとインキが無色になります。 - 気温が-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。
- 紙以外への筆記には使用しないでください。
- 印刷物の特性によっては消去に不向きな場合があります。
- ラバーに汚れ付着していると紙面が汚れたりインキが無色になりにくくなります。
汚れをふき取るなどしてからお使いください。 - マークシートには使用できません。
まとめ
『フリクションボールペン』は日常で使う分には非常に便利ですが、
正式書類には使えないことがわかりましたね。
宛名書きなどつい『フリクションボールペン』を使ってしまいそうになりますが、
郵送中に宛名が消えてしまうと郵送事故になりかねません。
正式書類には一般的なボールペンや万年筆を使うようにしましょうね!
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