じゃがいもやさつまいもの違いはわかっても
『長芋』『山芋』『とろろ芋』の違いまではっきりわかるという方はなかなかいないと思います。
どれもネバネバ、トロトロしていて
何が違うんだろう?と疑問に思ったことはありませんか??
料理によっても合う合わないがあるなど
それぞれ少しずつ違いがあると思うのですが、なかなかその違いについて知る機会もないと思います。
そこで今回は『長芋』『山芋』『とろろ芋』の違いと
アレルギーが出やすいのはどの芋なのかを調べてみました!
長芋、山芋、とろろ芋の違い
まず『長芋』『山芋』『とろろ芋』と聞いて
見た目の違いをはっきり言える方はどのぐらいいるでしょうか?
主婦のみなさんであれば
見た目の違いぐらいは言えるという方も多いかもしれませんが、
中には見た目の違いもはっきりとはわからないという方もいますよね^^;
また味や食感の違いも
何がどう違うのかピンと来ないという方もいると思います。
まずはこの3つの芋の違いについて調べてみました!
長芋
見た目はじゃがいもを横に長く伸ばしたようなもので
スーパーなどでもわりとお手頃に購入できます^^
長芋は消化機能に効果的で、ビタミン/カルシウム/鉄分などが豊富です。
中国原産。
山芋
長芋と比べると見た目は細く、粘り気も強く味も濃厚なのが特徴。
長芋は中国原産ですが、
山芋は日本が原産国で別名『自然薯』とも呼ばれます。
含まれている栄養価は
長芋同様ビタミン/カルシウム/鉄分のほか、葉酸も含まれています。
とろろ芋
山芋をするおろしたものを『とろろ芋』と呼ぶので
実際に『とろろ芋』という名の芋はないようです。
普段食べている『とろろ芋』は『山芋』だったんですね!^^
もちろん、『長芋』をすりおろしてもいいのですが
『山芋』のとろろよりはすこしサラサラしていて、味もたんぱくです。
うどんやまぐろなどにかけるのがオススメです★
アレルギーが出やすいのは?
お芋でもアレルギーが出るという方がいます。
長芋なども調理の段階で、
「擦っていると手がかゆくなる」ということがあるように、体に現れる症状が大きい食べ物でもあります。
とろろ芋は山芋のことだとわかりましたが
『長芋』と『山芋』ではどちらの方がアレルギーが出やすいのか調べてみました。
先ほども記述したように『長芋』と『山芋』では
『山芋』の方が粘りが強くアレルギー症状も強く出る場合があるようです。
症状としては発熱/嘔吐/腹痛/下痢などです。
その他、皮膚に現れるアレルギーなどもあるので、簡単に症状をまとめてみました!
皮膚に現れる症状
『シュウ酸カルシウム』という成分が原因で、
この結晶が皮膚に触れることで、一部もしくは全身のかゆみ/赤み/じんましん/腫れなどを引き起こします。
呼吸器官に現れる症状
『アセチルコリン』という成分が原因で、
気管支の炎症/呼吸困難/アナフィラキシーショックなどを引き起こす。
これらの症状を引き起こさないためには、必ず『加熱処理』をすることです。
生のままや皮を食べてしまうと症状が出る場合が多いので
磯辺焼きやステーキなど中までしっかり火を通してから食べることをオススメします!
また、特に1歳未満の赤ちゃんはアレルギーが出やすいので
食べさせる場合には細心の注意が必要です。
口の周りに付くと赤くただれたり、かゆくてかきむしって傷になる場合もあるので
食後は硬くしぼったガーゼなどで口周りを拭いてあげるといいでしょう。
大人でもアレルギーが出やすい食べ物なので、
一度でもアレルギーが出たことがある方は、加熱したものでも注意しながら食べるようにしてくださいね!
まとめ
長芋も山芋もとても栄養価が高く、
またカロリーも少ないことからダイエット食品としても注目を集めている食材です。
ただ一方でアレルギーの出やすい食材でもあるので
調理方法には十分注意をしたほうがいい食材です。
もしもアレルギーが出てしまった場合は慌てず、
かゆみがある場合は氷水で冷やしたり、症状が出た場合は様子を見ながら医療機関を受診してくださいね。
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