「おひつ」の置き位置に決まりはあるのでしょうか??
旅館に泊まりに行くと、
ご飯のおひつを女性の前に置かれることがよくあると思います。
これは『配膳は女性の役割』という前提でされるということですが、
今これは『女性差別ではないか?』ということで話題になっています。
かと言って男性側に置くとクレームになってしまったり、
中央に置けば使いづらいなどの声もあります。
今回は『おひつ』を女性側に置く理由とマナーについて調べてみました!
旅館でおひつを女性の前に置くのはなぜ?世の声は?
そもそも『おひつ』の位置に定義はあるのでしょうか??
調べて見ると、
基本的に『おひつ』は下座に置かれることが多いです。
夫婦や男女で行った時、
ほとんどの場合が男性が上座、女性が下座に座ることが多いのではないでしょうか?
そのため、たまたま女性の前に『おひつ』が置かれると考えられます。
しかし、女性が上座に座っても
女性の前に『おひつ』が置かれることがあります。
これは旅館側の意向なのでしょう。
これに対し、その声はこんなものがあります。
賛成派
- 男女だったら女性がするのが当たり前
- 家庭でも料理は女の仕事だからいいと思う
- 会計の伝票を男性側に置かれると同じことだと思う
- 男性側にある方が取りづらい、おかわりしにくい
- 男性にされると量を多くもられそう
反対派
- 女性が配膳をしなければいけないなんて考えが古い
- 男性女性関係なく中央に置くなりして、気付いた方がすればいい
どちらでもない
- 気にしすぎ
- どちらでもよい
- 男性側に置けば「女性扱いされていない」と言う人も出るだろうし
どちらにせよ差別扱いになると思う - いちいち気にするようなら旅館に泊まらなければいい
などがありました。
でも一番多い意見は『気にしすぎ』という意見です(^^;)
女性もあまり気にしていない方が多いようです。
もちろん「差別」だと感じる方もいるかもしれませんが、
かと言って男性にさせるのもどこかやりづらいですよね(^^;)
進んで配膳をする女性もいればそうでない女性もいます。
『おひつ』が女性の前に置かれたことで女性が嫌がっていそうだなと感じた時は
男性が率先して配膳してあげる配慮があれば女性も嬉しいですよね♪
おひつのごはんをおかわりするのはマナー的にOK?
さて、次に気になるのが、『おひつ』のごはんをおかわりしてもいいかということです。
おかわりすることはマナー的にはどうなのでしょうか??
またおかわりすることによって追加料金を取られたりするのでしょうか??
『おひつ』のごはんをおかわりすることはマナー上なにも問題はありません^^
また追加料金も取られることはないので、自由におかわりしましょう!
ただし、ご飯が炊き込みご飯やお赤飯だった場合は、
おかわりに追加料金を取られることがたまにあります。
気になる場合は一度確認してからがいいかもしれません(^^;)
もしくはその場合でも白米をおかわりすれば
追加料金を取られることはないですよ!
昔はおかわりの際に、
お碗にごはんを一口残しておくのがマナーとしてありました。
これは、すべて食べてしまうとおかわりをせかしているような印象を与えてしまうため、
一口残しておくのがルールと言われていました。
ただし、現代はこのマナーも薄れつつあるので
特に気にする必要はないでしょう^^
中には作法を重んじる方もいるかもしれないので、頭の片隅にでも残しておく程度で大丈夫ですよ( ^^*)
まとめ
いかがでしたでしょうか??
これから忘年会や年末年始でのお泊りなども増える時期ですが、
そこで「おひつ問題」が出てくる可能性もあります。
気にしない方も多いですが、もし気にいている人がいれば、
配慮してあげる心を持ち合わせておくことも必要そうですね^^
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