昆布のグルタミン酸含有量と効果!一番多く含む昆布はどれ?

健康

「グルタミン酸」といううま味成分を知っていますか?

グルタミン酸は、日本で初めて発見されたうま味成分の1つです。

昆布やチーズ、緑茶なんかに含まれていますが、
中でも昆布にはたくさんのグルタミン酸が含まれています。

うま味成分のグルタミン酸は、料理を美味しくしてくれるだけじゃなくて、
実は身体に良い効果もたくさんあるんですよ♪

今回は、グルタミン酸について詳しくご紹介していきます^^

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グルタミン酸とは?

グルタミン酸は、調味料にも使われるうま味成分の1つです。
料理に使うと風味が出て、食欲がそそられます。

そんなグルタミン酸は、身体に良い効果をたくさん持っていますよ♪

① アンモニアの排出を促す

アンモニアは体内に蓄積すると、脳の働きを低下させてしまいます。

グルタミン酸は、身体にとって有害なアンモニアを体外に排出する働きを持っています。

② 疲労回復に効果がある

アンモニアは他にも、エネルギーを作り出しているミトコンドリアの働きを邪魔してしまうので、
疲れを感じやすくなったり免疫力を低下させたりしてしまいます。

グルタミン酸によるアンモニアの排出で、疲労回復や免疫力アップの効果が期待できます。

③ ストレス解消に繋がる

脳の興奮を鎮める働きをする、リラックス成分のギャバを作り出すことができ、
ストレス解消にも効果があります。

④ 脳を活性化させる

グルタミン酸は神経伝達物質としての役割も持っていて、
脳の活性化に役立ち、認知症の予防や記憶力アップの効果をもたらします。

 

他にも、グルタミン酸には

  • 皮下脂肪・内臓脂肪を抑える
  • 美肌効果
  • 血圧を下げる

などなどの効果があります♪

そんな身体に嬉しい効果をたくさん持っているグルタミン酸ですが、
摂り過ぎには注意が必要です。

グルタミン酸の摂り過ぎは、
脳細胞に障害を与える可能性があることがわかっています。

1日6gを超えないようにしていれば大丈夫です^^

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グルタミン酸を多く含む昆布の種類

ひとことに昆布といってもいくつかの種類があります。

昆布は収穫される場所によって名前が変わりますが、
昆布に含まれる成分にも少し違いが出てくるみたいです。

ここでは、グルタミン酸をたくさん含んでいる昆布を3つご紹介します♪

ちなみにここでいう昆布だしは、15分間水だししたものです。

☆No.3☆ 利尻昆布

昆布だし100g中⇒ 1,490~1,980mg

利尻昆布は風味が良くて癖のないだしが出来上がります♪

☆No.2☆ 真昆布

昆布だし100g中⇒ 1,610~3,200mg

真昆布は、上品な甘さのあるだしができますよ♪

☆No.1☆ 羅臼(らうす)昆布

昆布だし100g中⇒ 2,290~3,380mg

羅臼昆布はコクのあるだしを作ることができます♪

まとめ

以上、昆布に含まれるグルタミン酸について詳しくご紹介しました。

グルタミン酸をたくさん含んでいるのは「羅臼昆布」でしたね♪

 

摂り過ぎには注意ですが、
身体にも良いことが分かったグルタミン酸!

毎日の食事に是非昆布だしを取り入れてみてください^^
料理もより美味しく、健康的に食べられますよ♪

昆布も種類によって特徴があるので、
作りたいお料理によって使い分けてみたいところです◎

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