みんな大好きお菓子!
美味しくてついつい食べ過ぎてしまいがち。
お母さんがバランスを考えて作ったせっかくのご飯も、
「お菓子でご飯が入らない」なんて言われてしまうと、切ない気持ちになってしまいます。
お菓子ばかり食べて偏食が続くと、
身体にはどのようなことが起こるのでしょう?
また、ちゃんとご飯を食べてもらうにはどうしたらいいのでしょう?
今回は、偏食について詳しくまとめていきます。
偏食が身体に良くない理由と身体に起こること
偏食が身体によくない理由
偏食をすると、身体にとって必要な栄養にも偏りがでてきます。
不足している分は、初めのうちは身体が自分で栄養素を作り出したり、
身体に貯めていた分から使ったりしていきます。
でも、それをずっと続けてはいけません。
偏食が続くと作り出すための材料や貯めていた栄養がなくなってきます。
また、栄養の摂り過ぎもよくありません。
特にお菓子には塩分や糖分、脂質がたくさん含まれています。
摂り過ぎた糖質や脂質を分解するときには他の栄養が必要になります。
摂り過ぎたらその分他の栄養素も必要になるので、栄養が偏ってしまいます。
このように、偏食が栄養の不足や摂り過ぎの原因になって、
それが身体に良くないことを起こすようになります。
偏食が身体に起こすこと
① 肥満になる
美味しいお菓子には甘い物やカロリーの高い物が多いですよね。
食べ過ぎると身体は糖質や脂質を脂肪として貯めていきます。
② 虫歯になりやすい
ご飯の間に食べるお菓子は、長時間口の中に糖分を残すことになり、
虫歯の原因になりやすいです。
③ カルシウムが使われる
身体に摂りこまれた糖分を分解するとき、
身体の中のカルシウムが使われます。
糖分を摂り過ぎてカルシウムがたくさん使われてしまうと、
骨や歯がもろくなってしまいます。
④ 糖尿病のリスクが高まる
糖分を摂ると、血液中の糖分量を下げてくれるインスリンというホルモンが分泌されます。
毎日お菓子を食べて糖分をたくさん摂っていると、
インスリンを分泌しているすい臓が疲れて働けなくなってしまい、
糖尿病になってしまいます。
⑤ 集中力・やる気がなくなる
糖分量が大量になると、
インスリンも大量に分泌されて血糖値がどんどん下がっていきます。
血糖値が下がり過ぎると、糖をエネルギーにしている脳の元気がなくなって
やる気や集中力もなくなってしまいます。
⑥ イライラしがちになる
血糖値が下がり過ぎて脳のエネルギーがなくなってくると、
こんどは身体が糖を作り出そうとしてアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンが分泌されると、イライラして怒りっぽくなってしまいます。
偏食を防ぐためにできること
① おやつの時間を作る
甘いお菓子ではなく、おにぎりや季節の果物、焼き芋などをあげましょう。
② ルールを決める
例えば、
- 「お菓子はご飯の後にする」
- 「お菓子を食べたら歯磨きをする」
- 「1日1個」
などなど一緒にルールを決めて、
そしてそのルールを子どもだけではなく家族みんなで守っていきましょう♪
親だけ好きに食べていたり、
親の気分でお菓子をあげたりあげなかったり…
子どもは訳が分からなくなってしまいますからね(´・ω・`)
まとめ
以上、お菓子の偏食についてまとめました。
みんなでルールを守って
バランスの良い食事をとって健康になりましょうね(*^^*)
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