柿の葉茶って中々聞かないですよね。
でも、血圧を下げると言われている素晴らしいお茶です!
実は私の母が高血圧でして、すすんで柿の葉茶を飲んでいるんです。
そんな秋の葉茶、特徴や効果も合わせてご紹介したいと思います。
柿の葉茶とは?
柿の葉茶とは
柿の葉とは、かきのはちゃと読みます。
柿の葉を蒸して、
乾燥させたものを煎じた飲み物です。
香ばしい香りと、
少しだけ甘みがあります。
ノンカフェインでビタミン、
ミネラル、ポリフェノールが含まれています。
ノンカフェインなので、
お年寄りからお子様、妊娠中の方も
安心して飲めますよね。
柿の葉茶が血圧に良いとされている理由・含まれる成分と効果
ビタミンC
柿の葉茶にはビタミンCが多く含まれていて、
緑茶の20倍、レモンの10~20倍ものビタミンCが入っています。
また、柿の葉茶に含まれるビタミンCは
正確に言うとビタミンCそのものではなくて、
ビタミンCになる前のプロビタミCというビタミンです。
体内に入るとビタミンCに変化する物質ですよ。
ビタミンCはが加熱に弱くて、
熱で壊れてしまうことが有名ですが、
プロビタミンCは加熱しても壊れないので、
温かいお茶で飲んでも、
ちゃんとビタミンCが摂れる優れものです。
血圧を下げる効果
柿の葉茶には血圧を下げる働きがあり、
高血圧の予防にも効果的です。
主にカキタンニンやクエルセチン・ルチン、
カリウムなどがその働きを行います。
〈タンニン〉
タンニンはポリフェノールで、
血圧を調整する働きがあります。
また、血流を良くして
基礎代謝をアップさせるので、
脂肪を分解してくれる働きもあります。
〈ルチン〉
ルチンもポリフェノールで、
毛細血管を強くかつ、
柔らかくする働きがあります。
また、多くの国で血管保護のための薬として使われています。
〈カリウム〉
カリウムは高血圧の原因になる、
ナトリウムを減らす作用があります。
このように、柿の葉茶には
血圧を下げる成分が何種類も含まれています。
(※しかし、あくまでも薬ではなくお茶ですので、予防としての効果です。)
タンニンの副作用
タンニンは摂り過ぎると副作用が出てしまいます。
〈便秘〉
タンニンは下痢止めの作用があり、
便を固くするのですが、
過剰摂取してしまうと
便秘になってしまう可能性があります。
しかし、柿の葉茶は血流を良くする効果があるので、
過剰に取らなければ便秘解消に役立ちます。
〈貧血〉
タンニンは鉄と結合することで
タンニン鉄という物質になり、
水に溶けにくい物質に変わってしまいます。
このせいで、鉄が腸から吸収されるのを妨げてしまいます。
貧血気味の時や生理の時、
妊婦中なんかは避けたほうがいいかもしれませんが、
そこまで気にすることはないです。
ただ、食前と食後の1時間は鉄分の吸収が阻害されるので、
柿の葉茶は控えた方が良いです。
〈副作用の出ない飲み方〉
一日2杯ぐらいまでにしておきましょう。
お茶を出するときは沸騰したお湯ではなく、
70度ぐらいのお湯で
煎じるようにすると、
タンニンが溶け出す量を抑えることができるので
おすすめですよ。
まとめ
柿の葉茶は高い栄養価があるんですね!
血圧を下げることに、
とっても効果的だという事が分かりましたね。
柿の葉茶を続けるようにすれば、
健康診断で高血圧を指摘されないか
ヒヤヒヤすることもなくなりますよね。
また、ダイエット中の飲み物として最適だと思います。
ダイエット中の栄養不足もある程度は補ってくれますしね。
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