穀物と野菜の違いって何だと思いますか?
実はあまり知られておらず、
なんとなく知っていたとしても
説明をするのが難しいですよね。
穀物と野菜の分かれ目が実はきちんとあるので、
ぜひ覚えておいてはいかがでしょうか?
ご紹介していきますね。
穀物とは主にどんなものか、違いは?
野菜とは
野菜は調理方法が簡単で、
生で食べられる一年生の植物のことです。
穀物とは、お米が一番身近ですよね。
種子の部分を食べるものであり、
高カロリーで人間が生きていくなかで
必要なエネルギーになります。
米、トウモロコシ、小麦は世界三大穀物とも呼ばれており、
日本はもちろんのこと、
広い世界のあちこちで、
主食として食べられています。
また、コウリャン、キビ、ヒエ、アワなどは、
穀物ではなく雑穀と呼ばれています。
穀物はイネ科の植物である麦を表しますが、
もっと広く言えばタデ科のソバや、大豆や小豆などの
マメ科も穀物となります。
少し難しいような気もしますね。
トウモロコシは穀物?野菜?
トウモロコシは穀物
トウモロコシは穀物として分類されます。
意外ですが、
世界三大穀物は
トウモロコシ、米、パンなんです。
トウモロコシの100g当たりの栄養素
・タンパク質…3.5g
・脂質…2g
・炭水化物…17g
・食物繊維…3g
・葉酸…95ug
炭水化物が比較的多いですし、
食物繊維も比較的多いと言えます。
このようにトウモロコシは栄養が高いので、
主食として食べる国もあります。
トウモロコシの食べ方
〈スイートコーン〉
普通は食用として
出回っている種のことです。
茹でて食べることもあるのですが、
トウモロコシに本来含まれている栄養素は
水溶性のものが多いので、
レンジで蒸したり、焼いて食べる方が
栄養を逃がさずに摂ることができます。
また、コーンフレークの原材料として使われており、
品種改良も何度かされています。
さらに、生のまま食べることのできるサニーショコラや、
ゴールドラッシュなどの品種もあります。
トウモロコシに生で食べられる品種があるなんて驚きですよね~!
〈ポップコーン〉
乾燥させて、油を入れて少し炒ると、
ポップコーンが作れます。
おなじみの塩味にやバター味にしたり、
最近ではカレー味にしたり、
カラメルをまぶして丸めてポップコーンボールにしたりと、
色々なアレンジができるのが良いですよね。
〈デントコーン〉
このままで食べることはできないのですが、
でんぷんを取り出すと
コーンスターチの原材料になります。
家畜の食料としてよく使われています。
まとめ
- トウモロコシは穀物で世界三大穀物
- 食物繊維や炭水化物が多く含まれていて、
主食などのエネルギー源としては優秀 - ただ、トウモロコシの栄養素は水溶性なので、
茹でるよりも蒸す方がいい - 生で食べられるトウモロコシの品種もある
世界三大穀物というのは驚きました。
私たち日本人にとっては米やパンが主食なので、
中々受け入れがたいですが、
三大と言われているくらいなので、
世界ではそれだけ食べられているということなんですね。
また、食物繊維が豊富で、
生で食べられる種類もあるというのも驚きです。
トウモロコシを蒸して食べるのは
理にかなっていたということなんですね。
なんだかトウモロコシを見る目が変わりました!
これからはトウモロコシを主食にしても良いかもしれませんね。
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